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2021年5月31日 マーケット情報

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2021年5月31日 マーケット情報

①原油相場

原油相場に関しては明日 6/1のOPECプラスの会合を前に少し値を上げている。

市場予測ではOPECプラスは協調減産の縮小を続けるとみられているがコロナ禍からの回復により足元で原油の需要が上がっていることを背景に原油価格が高騰している。

上はブレント原油月足のチャートですが70ドルラインというのは過去に何度かレジスタンスとして良く機能していたラインです。また2020年1月の高値に現在戻った形になります。

MACDを見てもまだ強く上昇トレンドのように見えます。この大きく意識される70ドルレベルを上にブレイクアウトすると中期的に80ドル近辺まで視野に入ってくるかと思います。

現在はOPECプラスでの協調減産の縮小が織り込まれているので特別そちらに関してはサプライズとはならないかと思います。

1つ懸念点としてはイラン核合意が再び結ばれることとなるとイランの原油産出の増加による原油価格下落が考えられるシナリオなのでこちらの行方には注意を払う必要があると思う。

CFDのポジション的には現在63%のロングポジションとなっているがそこまで偏っている感じには見えないのでまだ上値余地はあるのではないかと思う。

私自身は原油ブレントCFDで現在ロングポジションをとっている。

②日経平均株価 前日比‐0.99%

本日の日経平均株価は前日比289.33円安 28860.08円で引けた。鉄鋼、ゴム製品、機械などほぼすべての業種で下げ。上げは海運業のみとなっている。

中国の製造業PMIが小幅低下したことが嫌気されたように見える。

日経平均先物の日足チャートを下に載せます。

日経平均先物は21年2月から三角持ち合いで推移していたレベルを5月のSQ前に下に一気にブレイクアウトしています。そこから戻して過去のサポートラインをレジスタンスとして反発するかブレイクアウトするかの局面です。

MACDは上昇トレンド入りしているようにも見えます。短期的にはダウ平均、S&P500に関しては最高値圏に位置しており米国の株価に比べ割安感もありワクチン接種も遅れており景気回復が遅れている日本株に資金が集まるような流れになる可能性は大きいと思います。ここ数か月月末は下げて終わる傾向があるので今日は下げましたが今週中にはレジスタンスをブレイクアウトして29500円程度の水準までは戻すのではないかとみています。

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