こんばんは。
今日は経済指標についてお話したいと思います。
この経済指標とはいろいろなページでカレンダーなどで公表されているのですが、FXを取引する上で初心者、始めたばかり出会っても必ず知っておくべきものもあるので今回はそのへんを解説させていただきます。
経済指標とは何
まずはじめに経済指標ですが、大体どのページを見ても「前回結果」「市場予想」「今回結果」と3つ並んでいることが多いです。
言葉のとおりで、前回結果は前回の発表時の結果であり、市場予想というのはこのくらいの値であろうと予測されている数値です。今回結果というのはその言葉通り確定の結果です。
この中でFXを取引する上で初心者であっても必ず見ておいたほうがよいのがまずその経済指標の発表日時、発表後は、市場予想と今回結果のズレガあるかどうかは酔う確認です。
FX初心者では経済指標の発表日時をまったくチェックしないで取引を始めポジションを持った瞬間に謎の逆行にあい、混乱するということが見受けられます。
これはしっかり情報収集をしていなかったからで、重要な経済指標が発表される前にポジションを取ってしまい、発表後もしらずに確認できず、理由がわからないまま損失が拡大していくというような事態にならないとも言い切れないのです。
逆にそれで利益が知らない間に生まれることもありますが、これではただのギャンブルになってしまうのでしっかり確認してから筋道を立てて取引をするようにしましょう。
重要度の高い指標が市場予測と乖離した値となった場合かなり急激な為替変動が起こることが多いので初心者のうちはあまり自信を持てないようなら個人的には重要な指標発表直前直後はポジションを持たないようにする というのも立派な作戦だと思います。うまくいけば一瞬で大きな利益を得ることもできますが、うまくいかなかった場合の損失も大きくなるのでそのへんを考えてエントリーするならしてみてください。個人的な考え方ですが、私は利益を追いすぎるよりも損失をコントロールできるほうが重要でないかと思います。
この先は重要な経済指標に関して少し個別に紹介していきます。
①アメリカ 雇用統計
まず1番に来るのはこれを挙げる方が多いのではないでしょうか。月1回のお祭りとも言われるレベルです。
「アメリカ 非農業部門雇用者数」や「アメリカ 失業率」として発表されます。まずアメリカの指標というのはやはりFXの取引通貨の中で占める割合も多いドルの値動きに直結するのでいろいろな通貨ペアにこの発表結果が跳ねてきます。
ドル/円はいうまでもありません。この雇用統計の発表は基本的には日本時間では
毎月第一金曜日の夏時間 21:30
冬時間 22:30
に発表があります。
この発表された数値が市場予想と大きく乖離する場合数分で100pips程度動くこともあります。必ずチェックしておくべき指標です。
発表直前にもポジション整理のための利益確定などが入り発表数分前からボラティリティが少し大きくなります。
②GDP(国内総生産)
この数値もそれぞれの国がどのくらいの経済力を持っているかの指標として見られることが多いので発表直後市場予想から大きく乖離した場合急激な為替変動を伴うことがあります。
③住宅販売件数
これはアメリカの指標で、アメリカの景気の参考にされる数値ですので発表直後に予想との乖離がある場合にはやはり為替変動を伴います。
④貿易収支
これも各国の経済状況を把握する上で必要な指標です。数値の高い、低いに関しては重要ではなく、それぞれの国の特徴で貿易で利益を出しているような国ならば数値はおのずと大きくなります。数値の大小よりも問題なのはやはり市場予想から大きく乖離した値が発表された際です。このときにはやはり大きく為替が変動する要因になります。