こんばんは、今回は通貨の紹介2回目ということで、ユーロについてお話ししたいと思います。
ユーロの特徴
ユーロは比較的新しい通貨で1999年に仮想通貨として誕生しました。その後2002年に現金として登場しました。なので歴史は浅く、また、1国の通貨ではなく、数か国の共通通貨のため1つの国の状況だけでは相場は読みにくい通貨です。
特徴としては、ユーロは米ドルに次いで2番目の取引量を誇り、流通量は多い通貨です。なので米ドルが売られるとユーロが買われる傾向にあり、ドルの相場と逆相関になることが多いです。
ユーロ圏の経済の中心はドイツです。なのでドイツの指標に特に敏感に反応します。
ユーロ圏の政策金利の決定を行うのはECBと呼ばれる欧州中央銀行が行います。ユーロも他の通貨同様にやはり政策金利の値で相場の変動が起こります。
また同じユーロを使う国でもギリシャのような大きな債務を抱えている国と経済大国のドイツのような国が混在しているのでバランスがとりにくくこの辺りがユーロの不安要因となっています。
ユーロで取引を行う上で注目すべき経済指標は
①生産者物価指数
生産者物価指数とは生産者が出荷したものの価格変動を示す経済指数です。
②消費者物価指数
消費者物価指数とは消費者が購入する物やサービスの価格変動を示す経済指数です。
③失業率
④IFO景況指数
ドイツの研究機関IFO研究所がドイツ内の企業のサーベイを行い発表する数値
このあたりの数値はユーロを取引する上で参考にしておいたほうがいい値といえそうです。
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