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通貨の特徴④ 豪ドル編

こんばんは。今回は通貨の特徴④として 豪ドルについてお話ししたいと思います。

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豪ドルの特徴

豪ドルとはオーストラリアドルのことで、オーストラリアで使われている通貨です。別名でオジドルやオージーと呼ばれることもあります。

オーストラリアドルの特徴は何といっても高金利通貨であるということです。オーストラリアドルは高金利状態であることが多く2017年11月現在政策金利は1.50%となっています。このように高金利通貨であるため、スワップ狙いでAUD/JPYをロングでもっている方が多いのが現状です。DMM FXでは1日当たり1Lotで30円のスワップポイントが付きます。

また、豪ドルは資源国通貨としてよく知られています。オーストラリアは鉱物資源の主要輸出国であり、石炭、金、銀などの採掘が盛んです。なので金、銀などの鉱物資源の物価と相関関係があり、この辺の価格上昇に伴い豪ドルの価値も上昇していく傾向にあります。

オーストラリアの経済状況としてGDPは2016年現在1.205兆USDです。安定的にGDPは成長しています。輸出品目は主に上で述べたような鉱物資源になります。貿易収支は以前は赤字国のイメージが強かったのですが2017年に入ってからプラスに転じることが多くなっています。また輸出相手の大部分は中国のため中国の経済状況などにも左右されやすいという特徴もあります。なので豪ドルを取引する上では中国の経済状況にも目をつけておく必要があります。

また豪ドルは日本円などと逆でリスクオンの状況下で価格が上昇するという傾向が見られます。国際情勢的に安定していて投資家がリスク選好的になると価格が上昇してくるのでそのあたりも知っておくとよいでしょう。

豪ドルの主な変動要因ですが、

①RBA(オーストラリア中央銀行)の金融政策

②中国の経済状況

③鉱物資源の価格

④市場のリスクオン、リスクオフ

このあたりが主に変動要因になってくるのではないかと思います。

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