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通貨の特徴⑤ スイスフラン編

こんにちは。今回は第5回通貨の特徴としてスイスフランについてお話ししたいと思います。

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スイスフランの特徴

スイスフランは名前の通りスイスの通貨です。CHFと表記されます。

スイスは国として永世中立国という特徴から通貨にも独特の特徴が表れています。

スイスは観光や時計などの産業が多く、資源にあまり左右されません。なので豪ドルなどのように鉱物資源などとの相関はあまり見られません。

スイスフランもまた低金利通貨であることを考えると、日本円同様キャリートレードが行われる可能性は高いです。キャリートレードの概要については通貨の特徴③ 円編でざっくり解説しておりますので参考にしてみてください。

スイスフランは以前は安全通貨として考えられていましたが、2015年に起こったスイスショックという出来事により安全通貨とは言えないような状況になってしまいました。このスイスショックとは、2015年1月15日に起こりました。

どのような出来事かといいますと、それまでスイスの中央銀行は「対ユーロで1.2を割り込むレベルでの下落があった場合1.2を割り込まないように介入を永続的に行い続ける。」と宣言をしていたのですが、急に2015年1月15日に財政的に介入するコストを負担できないので介入はやめます。と発表しました。どうなるか何となく見当がつきますね。投資家はEUR/CHFで1.2付近まで落ちてきたら介入があるので1.2付近は底値になるはずです。しかしスイス中銀はいきなりこの介入をやめると言い出したのですから、投資家が底値だと思っていた1.2は底値でなくなってしまいました。1.2付近で安定していたEUR/CHFは0.8前後まで大暴落したのです。しばらく月日がたち、徐々に安全通貨として安定を取り戻しては来ていますがこの出来事があったが故少しの不安要素は残るのかもしれません。ただ現在も金との相関が見られることからある程度安全通貨としては機能しているのではないかと思います。

またほかの特徴としてユーロのネガティブな事象が起こることによりスイスフランが逃避先として買われる、という傾向があります。

まとめ

①低金利通貨ゆえキャリートレードに使われることが多い

②安全通貨といわれていたがスイスショック後は不安要素が大きくなった

③ユーロの逃避先になりやすい

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