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通貨の特徴⑥ ニュージーランドドル編

こんばんは。今回は通貨の特徴6回目ということでニュージーランドドルについてお話ししたいと思います。

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ニュージーランドドルの特徴

ニュージーランドドルは名前の通りニュージーランドで用いられている通貨です。通貨コードはNZDです。

ニュージーランドドルはオーストラリアドルと同じオセアニア通貨ですが、オーストラリアドルは主に鉱物資源の価格と相関関係がありましたが、ニュージーランドは輸出が乳製品、農作物や肉などがメインとなるため、鉱物資源ではなく食品関係の価格と相関関係があります。

ニュージーランドドルもオーストラリアドルと並び高金利通貨として知られており、いろいろな場面で似たような動きをします。

基本的にはリスクオンで買われる傾向にありリスクオフの時は売られる傾向にありあります。またオーストラリアドルの価格が下落すると一緒に下落したり、オーストラリアドルの価格が上昇すると一緒に上昇することが多く、ニュージーランド国内の情勢だけではなくオーストラリアの情勢にも左右される傾向があります。

主にニュージーランドドルの相場に影響を与える経済指標は

①ニュージーランド中央銀行(RBNZ)の金利政策

②貿易収支

③NZIER企業景況感

などがあります。

また取引量があまり多くないので流動性が低く、値動きが大きくなりやすいのも特徴といえます。

またニュージーランドの主な輸出先は中国とオーストラリアなので中国の経済動向にも左右されやすいという特徴があります。ニュージーランドドルを取引する際は必ずオーストラリア、中国の状況も加味して取引を行うのが良いかと思います。

また指標発表が日本時間では早朝になることが多いので、取引を行う際は注意が必要です。
以上がニュージーランドドルの特徴といえるのではないでしょうか。
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