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通貨の特徴⑨ トルコリラ編

こんばんは。今回は通貨の特徴 第9回目ということで引き続き新興国通貨である、トルコリラ についてお話ししたいと思います。

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トルコリラの特徴

まず、トルコリラは上で述べている通り新興国通貨であるというのが第1の特徴です。なので南アフリカランドと似たように成長する可能性を秘めている一方逆に信用がまだ少ないので経済的に不安要素があると暴落するリスクをかかえているというところがあると思います。

また政策金利も高く、2017年は1月~12月まで8%で安定しています。2015年から見ても2015年2月から7.5%を2016年10月まで維持し、2016年11月から8%へ利上げ、そして現在の8%で維持という推移です。過去最低金利は2013年代の4.5%、最高金利は2008年代の16.75%となっています。

またトルコは人口増加が大きく経済成長も期待される国の一つです。

国内でのトルコリラの取引量はまだ少なく、日本時間の昼あたりはあまり相場の動きがない印象です。夜になりアメリカなどの国が入ってくると徐々に動き出すことが多いです。

トルコは観光に力を入れている国で観光産業が盛んな国です。また外資系の企業の進出により工業化も盛んで自動車の生産なども盛んにおこなわれています。

トルコリラの相場が大きく動く要因は

①トルコ中央銀行(TCMB)の政策金利

②失業率

③貿易収支

この辺りが注目すべき経済指標かと思います。

また、他の要因として、トルコは中東問題を抱えているため、テロなどのリスクはやはり高いのでそのあたりの問題が起こると為替は大きく変動するという可能性が考えられます。

なのでトルコリラで取引を行う場合は必ずトルコの情勢だけでなく、中東の情勢についてはきめ細かく情報収集を行う必要があると思います。

いかがだったでしょうか。今回はトルコリラについてお話しさせていただきました。

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