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スワップを利用した運用

こんにちは。
前回スワップを利用した運用方法もあるという話をしたのですが、具体的に注意点や私自身が考える方法を提案します。

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スワップポイントを利用した運用

スワップとは各国の金利差を利用してポジションを保持して日をまたぐと発生(発生タイミングはFX口座により異なる、またOANDA JAPANでFX口座を開設すると通常と違い秒単位でスワップがつくなど口座により特色があります)するのでこれを蓄積させて利益を積み上げていく方式です。
よく使われる通貨がオーストラリアドル/円 ニュージーランドドル/円などで行われることが多いです。
これはオーストラリアやニュージーランドの金利が高く、大きくスワップを獲得することができるからです。(2017年11月4日現在)
ただし、この金利は変更されることがあることに注意が必要です。
滅多なことではないとは思いますがずっと放置していたら知らぬ間に金利が逆転してスワップ分損失を出していた、などということにならないよう、スワップは定期的に口座を開設ところのスワップ一覧を確認するようにしましょう。
金利が逆転することはあまりないにしても付くスワップが多少上がったり下がったりすることはままあるのでそこも含めて確認するとよいでしょう。

ここからは個人的な考え方になるのですが、スワップを利用しての運用は一度に投資できる分を一気につぎ込むよりも積み立てのようなやり方がよいのではないかと感じます。付与されるスワップポイントは1日ごとに増えていくのはそうなのですが、圧倒的に為替差による変動のほうが大きいのでそこに注意が必要です。

ここからはオーストラリアドル/円で運用することを例に挙げます。
現在の金利差ではオーストラリアドル/円では 買いポジションをとったときに1日当たり1Lot (1万オーストラリアドル)あたり35円つきますので仮にこの金利差が続くとしたら12,775円分のスワップ益が出ます。
銀行に貯金しておくよりはだいぶ良いかと思います。

なぜ積み立てのほうが良いと考えるかというと、もし現在のオーストラリアドル/円相場が今が一番底値(オーストラリアドルの価値が低く円の価値が高い状態)と自信をもって予測できるならばすべて一気につぎ込んだほうがこれ以降はオーストラリアドルの価値は上がっていくだけなので為替差益もスワップ益も最大限獲得できるので良いのですが、そこまで自信を持って言える方は少ないと思います。自信がない場合今すべてオーストラリアドルの買いポジションをとってしまった場合オーストラリアドルの価値が下がってきたときに為替差で大きな損失を被ることになります。

そこでドルコスト平均法という方法を紹介します。
これは簡単に言うと毎月いくら積み立てていってといういくら の部分を円で考えるのです。FXをやっている場合大半の人が1Lot  2Lot と考えますから取引相手の通貨1万単位分 とか業者によっては1000単位で取引できたりするので1000単位分で例えば毎月1000単位分のオーストラリアドル(1000オーストラリアドル)の買いポジションを取ろうと考えます。
ドルコスト平均法では逆に毎月5万円積み立てようと考え、その時の相場に応じてオーストラリアドルの価値が上がれば1オーストラリアドル100円になった場合は500オーストラリアドルの買いポジションをとり、オーストラリアドルの価値が下がって1オーストラリアドル50円になったときは1000オーストラリアドルの買いポジションを取ります。
これにより高値で多く買ってしまい損することを防ぐことができます。
こんな方法もあるので検討してみてくださいね。



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