こんばんは。今日は昨日に引き続き動きの大きいトルコリラについて記事を書きたいと思います。
2018年8月13日 トルコリラ相場
前回の記事でトルコリラの8月10日に発生した暴落についてお話ししましたが、トルコリラ/円は10日(金)クローズ後13日(月)で大きな窓を開けてのスタートとなりました。下に実際のチャートを掲載します。
これが2018年8月13日23:20のTRY/JPY日足チャートです。見ていただければわかる通り先週末終値と今週の始値がかなり乖離しています。実際の数値では先週末終値17.26の今週始値16.21と1円以上もの窓を開けてのスタートとなりました。まだ底は見えなさそうな展開です。
またこちらのチャートがUSD/TRYの日足チャートです。
こちらは同じくUSD/TRYの1時間足のチャートです。これらを見るとUSD/TRYで7.0がレジスタンスになっていることが分かります。
しばらくはここのレジスタンスを破れるかどうかが重要になってくるかと思います。
ただ、今現在では特にトルコリラが下げ止まるファンダメンタルズ的要素が特になく個人的には結局7.0を破ってトルコリラ安は進むのではないかと思っています。
上のチャートはドル円の日足チャートです。
上のチャートはドル円の1時間足のチャートです。
この黒の垂直線あたりからトルコリラがどんどん落ち始めたラインです。私は今年の4月中頃よりドル円のロングポジションをとっていましたがこのライン周辺からボラティリティが大きくなり新興国通貨価値下落によりリスク回避の動きから円高に振れるかとも思い2018年8月10日の14時付近でポジションを決済し現在ドル円のポジションはスクエアになっています。
またトルコリラを含めた取引は2018年8月10日の金曜日反発からの17.5円付近でショートを入れており現在もショートで保有中です。
こちらのチャートがTRY/JPYの1時間足のチャートですが若干底固い動きをしているので様子見をしながら決済しようかと考えております。ただ、先ほども記載した通り現在のところトルコリラ安が止まるようなファンダメンタルズ的な要素は思い当たらないためその辺は慎重に判断したいと思います。基本的にはスワップポイントの問題でTRY/JPYのショートポジションは長期保有はしたくないのでどちらにせよ数時間以内に決済かと思います。